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Webデザイナーが年収を上げるためにやるべきこと

Webデザイナーが年収を上げるためにやるべきこと
こんにちは、トオルです。 今まで、Web制作会社でWebデザイナー(専業)を4年ほど、その後はディレクションもできるデザイナーとしてWebの仕事をしてきました。 そんな経験を生かして、今回は、
  • Webデザイナーだけど給料が安い
  • Webデザイナーをやっているけど年収が上がらない
  • Webデザイナーでどうやったら年収があげられるかを知りたい
こんなお悩みに答えたいと思います。
記事を閲覧するメリット
  • Webデザイナーで年収が上がらない原因がわかる
  • Webデザイナーが年収を上げるためにやるべきことがわかる
  • 企業が欲しがるWebデザイナーのスキルがわかる

Webデザイナーで年収が上がらない原因と解決策

Webデザイナーで、年収が上がらない原因は、大きく分けて以下のいづれかです。
  • スキルが不足している
  • 自分が成長していない
  • 給与が上がりにくい上司
  • 給与が上がりにくい会社
1つずつ見ていきます。

スキルが不足している

そもそもの自分のスキルが不足している場合です。 例えば、
  • 専門学校卒、もしくは独学で会社に入ったばかり
  • 経験が少ないためにできる範囲が狭い
  • まだツールを使いこなせていない
そんなまだデザイナーになりたての方は、やはりすぐには給与は上がりません。

スキルを上げるためには?

  1. 制作の数をこなす
  2. 反省を生かして改善する
  3. また数をこなす
これの繰り返しです。 まず、制作の数をこなさないと、実務に使えるスキルは伸びません。 案件によって方向性も、規模も、お客さんの特徴もさまざまです。 数をこなすことで、さまざまなケース(業界や方向性・規模など)のデザイン制作を経験することができ、その分幅広い経験と知識が少しずつ、たまっていきます。   とはいえ、こんな疑問を持っている方も多いかと思います。
「バナー画像ばかり作らされて、サイトを作らせてもらえない」
もし会社でそのような環境の場合は、自分で作ってみましょう。
  • 自分のポートフォリオサイトを作る
  • 自分が好きなWebサービスを作る
  • 自分が好きなジャンルのサイトを作る
  • 知り合いのお店やグループなどのWebサイトを作ってあげる
  • SNSでWebサイトが必要そうな人に提案してみる
  • 勝手に作る(模写する)
いくらでも考えられますよね。 会社でも家でも、実際に作るのが一番スキルが身につきます。 僕は実務経験が全くなかった頃、以下のようなサイトを作りました。
  • 好きなアーティストのファンサイトを作る
  • 好きなラジオ局の情報サイトを作る
  • 好きな飲食店に突撃してホームページを作らせてもらう
などです。特に、自分が「好きなもの・こと」で作ることをおすすめします。

自分が成長していない

次に、 ある程度のバナーデザインも、サイトのデザインも作れるようになった。 スキルや経験はある程度あるものの、あまり成長してないな・・・ なんていう場合に、昇給が伸び悩むことがあります。 そんな場合には、新しいことに挑戦することをおすすめします。 自分でできることもあれば、会社の上司に相談が必要なものもあるかとは思います。   自分の場合は以下の行動をしました。
デザインとしてある程度経験を積んだな・・・ → ディレクションもできるようになろう 企業サイトはある程度作ってきたな・・・ → システム案件の多い会社に転職して、システム開発案件に強くなろう ディレクションもある程度経験を積んだな・・・ → 制作会社から事業会社に転職しよう 事業会社もある程度経験を積んだな・・・ → フリーランスになろう
そんな感じです。

給与が上がりにくい上司

そもそも、査定が上司の気分や好き嫌いで決まる こんなことありませんか? 僕の周りにはよくありました。むしろ、このケースはすごく多いのではないかと思うくらいです。 それをわかっていて、ある程度「査定する側の人たちと仲良く」やっていました。 媚びを売ったりするのはまったく好きではなかったのですが、そういった無理をするのではなく、あまり意識せずに良い関係を保ち、自分の仕事をしっかりとやり、徐々に信頼度を上げていたので問題なしです。ポイントは、自分の仕事をしっかりやるところです。 ただ、本当にできる人であっても、上司に気に入られていないというだけで評価が全く上がらない、という人も何人もいました。 また、会社によってはよくわからない査定基準があったりもして、なんでこの人が・・・みたいなよくわからない評価をされてしまうこともあります。 そんな状況を脱するには、自分が変わるか、転職するしかありません。 逆に、上司や会社、働き方や雇用形態が変わるだけで、大きく年収や環境がいとも簡単に変わったりします。

給与が上がりにくい会社

これもよくありますね。 どんなに仕事ができ、評価が高かったとしても、会社の売り上げが芳しくなかったり、赤字だったら給料は上げられませんよね。 正直なところそういった会社は経営者側の問題のため、今後を期待して自分にできることを頑張り、そのまま残るか、別の会社に移るか、しかないかと思います。 淡々と自分の経験とスキルを積み、 新しいことにも挑戦し、スキルの幅を広げ、 自分の評価が上がるための行動をし、 根本的な問題が環境なのであれば環境自体を変える。 これのみです。 ちなみに業務委託であれば、それなりに経験があれば比較的すぐ上がります。

Webデザイナーで年収が上がりやすい人の特徴・スキル

それでは年収が上がりやすい人はどんな人でしょうか。以下です。
  • 様々な案件のデザイン経験がある
  • クライアントが納得するデザインを提案できる
  • デザインによって実現したことを説明できる
  • グラフィックデザインがすごい
  • UI UXの知識がある
  • HTMLコーディングができる
  • サイト設計ができる
  • 運用や開発までを考えたデザインができる
これも1つ1つ見ていきます。

様々な案件のデザイン経験がある

デザインの数をこなすということは重要です。 もちろん得意不得意はデザイナーごとにあったりはしますが、 様々な業界や、様々なテイストに対応できるということにもなります。 また数をこなすことによって、徐々にデザインの論理的な説明ができるようになったり、 世の中の王道や流行のデザインどういったUIが使いやすいのか、など デザインを作るには、たくさんのサイトを比較検討をしたりすることで、 どんどん引き出しが増えていきます。 よって数をこなしているということは非常に重要です。 そして、それをポートフォリオに実績として残るため、その後の自分の資産となりアピールポイントとなります。

クライアントが納得するデザインを提案できる

良いデザインを作るということは、自分のデザインを論理的にクライアントに説明でき、相手を説得して、なぜこう行ったデザインにすべきなのか、なぜこうしたのかを明確に説明できることで、クライアントも納得した上でデザインを決めることができます。 もちろんデザインを決定するには、クライアントの意向や今後の方向性、クライアントの問題解決につながる(例えばこういった新しいターゲットにも広げて訴求したいから今までと違う見せ方にしたいなど)ような提案も含め、それを満たしたビジュアルと、論理的な説明で納得してもらうことが非常に重要です。 そのプロセスとプレゼンができる方はアートディレクターとしても価値が高くなります。

デザインによって実現したことを説明できる

デザインによってクライアントの課題をこのように解決した、といった数値的な実績を説明できる人は非常に貴重です。 もちろん、ディレクターの仕事であり、こういった戦略でこういった課題を解決する、ということを決めることは重要ですが、そのためにどういったデザインにすべきで、結果、何の数字がどのくらい上がってどういった成果が出た、ということを説明できることは、どの会社に面接に行っても通用します。 数値で説明できるということは非常に重要です。 ということは、逆にいうと、数値を上げるのはディレクターの仕事だと思わず、デザインでディレクターが決めた戦略をどうデザインで解決するかまでを考えられるデザイナーになるべき、ということです。 そこまで考えられる人は少ないです。

グラフィックデザインがすごい

これはなかなかハードルが高いのですが、そもそものグラフィックデザイン力が高いということは何か別の次元で重宝されます。 僕の経験を話します。 紙のデザインやプロダクトデザイン出身であったデザイナーが、これどうやってコーディングするんだろう・・・というくらい突飛なデザインを作ってきたことがあります。 もちろんコーディングも考えてデザインできることは素晴らしいのですが、それ以上に、世界観やイメージを求められる案件であったため、クライアントにも非常に高評価で、自分にはできないデザインだと思いました。 そのくらいグラフィックの制作能力に関しては、ちょっと違った経験やスキルが求められる、そんな気がします。

UI UXの知識がある

ディレクターの職務と被る会社もありますが、サービスとユーザーを考えた上で、どう行ったフローでどう行った状況で、ユーザーごとにどう使われ、どういったデザインが良いかまでを考えてサイトを構成できたり、使い勝手やユーザーのアクションまでを考えられるデザイナーは貴重です。

サイト設計ができる

サイトの設計や、ワイヤーフレームを書いたりする仕事はディレクターが行うことも多いですが、デザイナーが画面設計をし、自ら絵を起こせる人は貴重です。 ワイヤーフレームを書けるということは、サービスや企業のこと、そしてユーザーの状況ごとに、誰がどういった目的でそのページにおとづれ、結果何をしてもらうことが目的で、そのためにどういった要素が必要で、優先順位としてはこうなる、といったことまで考えられないとできないわけです。 そしてそれをデザインまで落とし込めるという事は非常に重宝されます。

HTMLコーディングができる

コーディングができる、という事はどういうことかというと、単にスキルが幅広いというだけの話ではありません。 どのように実装するかがわかっていることで、どのようなデザインができるか、がわかるからです。 また、これはできる、これは難しい、ということがわかることによって、どうでも良い工数の部分でどうでも良いデザインを作らなくても済みますし、実現できる、実現しやすい、を考えた上で、デザインを作成し提案し、パターンの抜け漏れも最小限にできることになります。 ちなみにプログラミングまでちょっとわかっていると、さらに貴重になります。要は、掛け算で、得意なことが増えることが貴重な人材になるということです。

運用や開発までを考えたデザインができる

実際にサイトができた後に、こういう使い方をするだろうから、これだと破綻するな・・・といった実際の運用までを考えられることは非常に重要です。   特に近年は小規模なサイトでもCMSを導入しますよね。その際に、
  • 実際にどういった画像が登録されるのか
  • 実際に何文字入るのか。文字数が長くなったらどうなるのか
  • レスポンシブでスマホの場合にどうなるか
  • これはない場合がある、などの要素の有無に対応できるか
  • 検索結果がない場合、などのパターンに対応できるか
  • マウスオーバーを始め、動作のパターンを把握して対応した処理ごとのデザインを作成できるか
などなど、きちんと実際の運用や、開発時にどう組み込むかを考えてデザインを作れる人は、本当に貴重です。

Webデザイナーで年収を上げるためにやるべきこと

というわけでまとめです。 年収を上げるためには、
  • ひたすら数をこなす
  • 新しいことに挑戦する
  • なぜそのデザインにしたかを説明でき、説得できる
  • グラフィックデザイン力
  • デザイン+α(例:UI設計・コーディング・開発など)の知識がある
  • 運用や開発までを考慮したデザインが作れる
これが重要です。 特に開発側までをわかってデザインをできる人は重宝されます。 ただこれをいきなりできるようにはなりません。一つ一つ、着実にスキルアップしていければ絶対にできます。